S8 シングル 最終258位（Rate 2019） うさうさ☆ミミミミ
初めまして、りょくです。並びの完成度は高くありませんが、ミミロップ入りでそこそこ高い順位までこれたので「ミミロップ使いたいけど、弱そうだから使ってない」、「ミミロップ好きで使ってるけど無限に負けて心が折れそう」といった人のために構築記事を書いてみようと思い書いています。（需要があるかは知りません）
---構築経緯---
７世代の戦友であるミミロップ、マリルリの並び、通称「うさうさ構築」からスタート。マリルリが呼ぶゴリランダーに対して強く相手のサイクルを崩していけるポケモンとしてトゲキッスとヒートロトムを採用。構築内に切り返し枠が欲しかったのでミミッキュを入れ（ここでミミロップとミミッキュの通称「ミミミミ構築」の並びが完成した）、最後に重かったウーラオスへの対策としてエルフーンを最終日の深夜に入れた。
---個体解説---
性格：いじっぱり
特性：メロメロボディ
努力値：68-188-0-0-0-252
実数値：149-132-104-x-116-157
もふもふうさぎ。特に「推し」だの「嫁ポケ」だのそういった目で見ていないが、僕が初めてレート2000に乗った時も2100に乗った時も共に戦ってきており、このポケモンと一緒に強くなっていったという面があるため、メガ進化がなくなって性能が落ちても一緒に戦おうと決めていた。（８世代s1に知らない間に初めてレート2200に乗っていたのだがガラルにこのポケモンがいなかったためノーカウント）
準速でちょうど最速90族抜き。襷なのにhに振っているのは珠ドラパのドラゴンアロー、ウーラオスの水流連打意識。両方確定耐えではないが、特化でもそこそこいい乱数で耐える。
チョッキすり替え（受け回しに強く、相手の起点作成を阻害できる）、こらえるカムラ癒しの願い（相手のダイマックスに受け出しし、こらえるカムラでs逆転、先制癒しの願いで裏の再展開を狙う）タスキ電磁波甘える（単純な起点作り）などいろいろな個体を試してみたが、環境に非常に多いエースバーン入りに対して出しにくい個体は採用しにくく、また僕が起点系の構築をあまり上手に扱えないので、アタッカーに寄せた個体を採用した。
意外に思われるかもしれないが選出率がそれほど低いわけではなく（貴重な襷枠なので当然といえば当然なのかもしれない）ちゃんと統計をとっているわけではないのでわからないが、少なくともマリルリ、エルフーンよりは選出していた。
電磁波は相手のポリゴンzなどの初手ダイマ展開に対して強く（一定数ラム持ちがいて、襷ごと極炎で破壊してくるリザ入りには合わせない方がいい）、トリプルアクセルはドラパルト、ミミッキュ意識で採用している。環境に一定数呪い身代わりミミッキュが存在する以上トリプルアクセルはどの型でも入れておいた方がいいと個人的に思っている。また、インファイト とじたばたの相性が良く、ミミロップよりも遅い中速帯のポケモンに対しインファイトの耐久下降によって襷圏内まで相手の攻撃を受け、最大火力じたばたで破壊したりもしていた。
性格：いじっぱり
特性：ちからもち
技：じゃれつく アクアブレイク 馬鹿力 じならし
努力値：156-236-4-0-12-100
実数値：195-110-101-x-102-83
水たまうさぎ。sラインは無振り60族抜き抜き抜き、かつ、まひ状態の最速98族抜き。
7世代ではトリル下で動かすHAの水z個体を愛用していたが、今作ではトリル下だろうがお構いなしに一致フィールド抜群先制技で殴ってくるゴリラがいるので、諦めてエースバーン、ポリ２、トゲキッスのような並びに強く出れるようH,A,Sに振り分けた。
構築単位で重かったバンギラス+ドヒドイデのような並びを、ダイナックル+ダイアースで崩そうと考え、地ならしを採用した。そんな場面は一戦もなかったが、ダイアースの特防上昇によりチョッキと合わせて結構な硬さになるためラプラス、アシレーヌあたりとの打ち合いにはかなり強く出れた。地ならしを採用する上でアクアブレイク、アクアジェットのどちらかを切る必要があったが、ダイマックス時の決定力を優先してアクアジェットを切った。
相手のゴリランダーが気になりすぎてあまり選出できなかった。ゴリラ入りに対しサイクルのできる構築ならばもっと選出できると思うが僕がそういった並びをあまり好まないし、扱えないのでうーむ、といった感じだった。
ミミッキュ ＠アッキの実
性格：いじっぱり
特性：化けの皮
技：影うち ドレインパンチ 剣の舞 じゃれつく
努力値：228-156-108-0-4-12
実数値：159-143-114-x-126-118
切り返し枠。ギャラドスに対してそこそこ強く出れるポケモンとして採用。
この枠はトリルポリ２を採用しようと初め考えていたが、相手のエースバーン、ポリゴン２に対して不利をとることから、どちらにもがんばれそうなミミッキュにした。（エースバーンに対しても先にアッキの実を食べておくことで体力が残っていれば補正なし珠巨大火球を耐えられ、少なくともダイナックルによるa上昇をされることなくダイマックスターンを稼げる。ダイスチルは負け）
トゲキッス ＠こだわりメガネ
性格：おくびょう
特性：てんのめぐみ
努力値：36-0-4-228-4-236
実数値：165-x-116-169-136-143
ゴリランダーに対し強い枠として採用。相手の裏への負荷をかけるため、トリックによって相手の受け回しを崩すためにメガネを持たせた。
sラインはs+2のときにs+1エースバーン抜き。（まひ状態のs+1エースバーン抜き）
全く関係ない話だが７世代中期にレート2100前後の雨咲楓の残飯ギルガルドを100下からわこつして電磁波わるだくみエアスラで破壊した思い出があったりする。
ヒートロトム ＠ラムのみ
性格：ひかえめ
特性：ふゆう
技：わるだくみ １０まんボルト オーバーヒート あくのはどう
努力値：156-0-4-116-12-220
実数値：145-x-128-154-129-134
カバ、ギャラ、ジバコ、ゴリラのような並びを一体で破壊したかったため採用した。sラインは準速ギャラドス抜き。耐久は特化ポリ２のトライアタック二耐え。
特定の並びに対しeasy winを大量生産してくれたが、ドラパルト、ウーラオス、ドリュウズあたりに何もできず完封されることが多々あった。
エルフーン ＠たべのこし
性格：おだやか
特性：いたずらごころ
努力値：252-0-52-4-196-4
実数値：167-x-112-98-132-137
調整は特殊のドラパルト意識だった気がするが育成だけしてそのまま放置していた個体だったので覚えていない。元々この枠はウオノラゴンが入っており、最終日の２、３日前にはレート2000を超えていたが、使用感があまりよくなかったため、耐久に振ったオノノクスを最終日に投入したのだが、徐々に順位を落とし、ウオノラゴンに戻しても、そこまで順位が回復しなかったため、ボックス内にいたウーラオスに強そうなポケモン代表として選んだ。
---基本選出---
特になし。相手の並びに対して腐りにくいポケモンを選び、その中から「崩し」「切り返し」等の試合展開を意識して順番を決めていた。
---余談---
二桁帯の人と何戦かマッチングしたのだが、ほぼ全試合負け、ゲーム性の理解度の差を大きく感じさせられた。8世代はよくわからないことが多く、モチベもあまりなかったためここ数シーズン離れていたが、悔しかったのでs9も頑張りたい。
最終日の夜、「あ」から始まる実況者全員クズ説、ポケモン実況者６人衆の中の３人、あみゅさん、あゆみんさん、グラさんとマッチングし、いつになく楽しい最終日でした。（対戦ありがとうございました。）
ここまで読んでいただきありがとうございました。
